不動産売却の流れ
不動産の売却方法にはいくつか種類があり、どれも不動産会社が大きく関わっています。多くの専門知識や正確な相場情報、取引事例や物件調査などを個人でおこなうのは非常に困難です。
また、仲介業者が入ることは物件を買う側からも重要です。専門知識のない個人と高額な取引をしようとする人は稀です。個人間だけの取引では必要な書類を揃えにくく、住宅ローンの審査が承認される可能性が極端に下がるため、個人で売却するのは大きなデメリットを伴うのです。
ここでは仲介業者に依頼した場合の取引について、事前知識を高める意味でも簡単な流れを解説いたします。初めて不動産の売却をご検討されている方はぜひご確認ください。
イメージを持つ
まずはご自身で売却に向けてイメージを持つことが大事です。
●なぜ売る?
●いくらで売る?
●いつまでに売る?
特に条件がなくともイメージを持つことで、それが売却活動をする上での指針になります。最初は素人感覚でのイメージでも構いません。その後、依頼する不動産会社と相談しながらより明確なものにしていくのです。
査定調査
依頼したいと思った不動産会社へ連絡します。家づくり不動産では、査定をご希望のお客様へスタッフがご都合のいい時間をお伺いし、こちらからご訪問させていただきます。実際にお会いして当初イメージしていた金額規模と査定額を比較し修正していきましょう。
媒介契約
お客様に「販売方法」「販売価格」を決めていただきます。もし家づくり不動産でご協力させていただけることになれば、当社と媒介契約を締結いたします。
媒介契約は3種類あり、どの媒介契約を選択するかによって、その後の販売活動に大きく影響してきます。媒介契約が完了すると、そこから不動産業者による売却活動がスタートします。
販売活動
業者が売り主に代わって売却活動を始めます。基本的に物件の売り出し情報は、ネット上の情報サイトに掲載され反響を得ていきます。媒介契約によっては業者が様々な販売活動を行います。どんな販売活動を行っているのか定期的に確認をするといいでしょう。
条件交渉
買い主(またはその代行業者)から売り主の業者へ購入意思の連絡がきますが、その際に金額面や諸条件について交渉が発生する場合があります。依頼している業者と相談して、売却の条件を確定させましょう。
重要事項説明
交渉内容が確定した後、業者(宅地建物取引士)が買い主に対して物件の詳細情報を説明します。高額な取引となるため、後からトラブルにならないよう事前に物件の懸念点などを売却を依頼している業者に開示しておきましょう。
売買契約締結
売主と買主の間で売買契約を結びます。
物件の引き渡し
この時点で売買代金を受け取ることになります。税務の申告など忘れずにおこないましょう。