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コラム

土地や戸建てなどの不動産を売却する流れ

家や土地などの不動産を売る方法や流れ

不動産を売る理由は、ご家庭ごとにさまざまです。代表的なものに「相続した物件の売却」「住宅ローンの支払いが難しい」「転勤による引っ越し」「家族構成の変化」などがあります。

さまざまな理由があるにせよ、いざ土地や一戸建て・マンションを売ろうと考えた時、「どうやって不動産を売れば良いのか」「どんな流れで不動産売却が行われるのか」不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、不動産の売却をお考えの方に向けて、不動産を売る方法や流れを詳しく解説します。

 

 

不動産を売る方法

家や土地などの不動産を売る方法や流れ

家や土地などの不動産を売る方法は、大きく3種類あります。

●不動産会社による仲介
●不動産会社による買取
●個人間売買

それぞれ詳しく解説します。

 

不動産会社による仲介とは

不動産会社による仲介とは、売主が不動産会社に依頼して買主を探してもらう方法です。

不動産を売るもっとも一般的な方法で、売却時に仲介手数料がかかります。

売主が売り出し価格を決められることや、売却価格が高くなれば不動産会社に入る仲介手数料も多くなるため、相場に近い価格で売れる可能性が高まります。

 

不動産の仲介手数料

家や土地などの不動産を売る方法や流れ

不動産の仲介手数料は、取引価格に応じて上限が定められています。

取引価格

仲介手数料の上限

~200万円5%
200~400万円以下4%+2万円
400万円~3%+6万円

 

【2000万円の不動産を仲介で売却した場合の例

仮に2000万円の不動産を仲介で売却した場合には、仲介手数料は以下のようになります。

2000万円×3%+6万円=66万円(税別)

 

不動産会社による買取とは

不動産会社による買取とは、文字通り「不動産を不動産会社に直接買い取りしてもらう」方法です。

不動産会社の提示金額に納得すればすぐに売却できるため、早く不動産を売りたい場合には有効な方法と言えるでしょう。

また、仲介手数料がかかりませんが、買取後の販売経費や利益の分、買取価格は相場よりも安くなるのが一般的です。

 

個人間売買とは

実は「不動産の売買を行う際に不動産会社が介入しなければならない」という決まりはありません。

そのため、個人間で不動産の売買を行うことも可能です。

しかし、買主探しや必要書類の作成や手続きなどを自身で行うことは、一般の方には非常に難しいでしょう。

また、トラブルが起こることも考えられますので、不動産に精通しているプロの場合を除き、基本的にオススメはできません。

 

不動産を売る流れ

家や土地などの不動産を売る方法や流れ

続いて、もっとも一般的な仲介による不動産売買を例に、不動産を売る際の流れを解説します。

不動産を売る流れは大きく以下の6つのステップです。

●不動産売却の相談
●査定依頼
●媒介契約
●販売活動
●売買契約と手続き
●引渡し

それぞれ詳しく解説します。

 

1.不動産売却の相談

売りたい不動産の状況によって、売却方法は異なります。不動産売却を行う理由や希望のスケジュール、住宅ローンの残債など、不動産売却に向けて詳細な打ち合わせが必要です。まずは気軽に不動産会社へ相談してみましょう。

 

2.査定依頼

不動産を売却するにあたり、査定を行い土地や住宅の価値を把握します。売却希望物件の調査をはじめ、近隣の環境、近隣での取引事例など、さまざまな調査内容を踏まえて査定額を算出します。

 

3.媒介契約

仲介で売却する場合、不動産会社と媒介契約を結びます。媒介契約は「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類で、それぞれに特徴があります。売却条件や希望などに合わせて最適な契約を選択できます。

詳しくは「媒介契約」ページをご覧ください。

 

4.販売活動

媒介契約の締結後、不動産会社は販売活動を開始します。売主の要望と査定額をもとに売り出し価格を決定し、広告を出して購入希望者を探します。購入希望者が現れた場合、内覧などの対応を行います。購入希望者に少しでも魅力的な物件と思ってもらえるよう、綺麗な状態にしておきましょう。

 

5.売買契約と手続き

購入希望者から購入の申し込みがあれば、売買契約の手続きを進めていきます。価格や引き渡し時期などを調整し、双方で合意したら売買契約を結びます。その後、住宅ローンの残債がある場合は完済して抵当権抹消の手続きを行います。また、租税公課の精算といった引き渡しに向けた準備も必要です。

 

6.引渡し

残代金を受領と同時に鍵を引渡したら、不動産売却の手続きは完了です。引渡しは契約時に定めた内容で行われます。全体の流れを理解することで行動しやすくなります。

 

まとめ

家や土地などの不動産を売る方法や流れ

本記事では、不動産の売却をお考えの方に向けて、不動産を売る方法や流れを解説しました。

不動産を売る方法は、不動産会社による仲介と買取、個人間売買の大きく3種類あります。

もっとも一般的な売却方法は不動産会社による仲介です。

不動産を売る際の流れについても解説しましたが、多くの方にとっては不動産売却の機会は多くなく、聞きなれない言葉もあるでしょう。

家づくり不動産では、売主様の土地や建物への想いを大切に、不動産の価値を最大限引き出せるよう努めています。

所有している不動産について「価値を知りたい」「悩みがある」という方は、お気軽に家づくり不動産へご相談ください。