不動産買取のメリットやデメリットとは

不動産買取のメリットやデメリットとは

一戸建てを売却するにあたり、不動産買取を検討する方もいらっしゃるのではないでしょうか。不動産会社が買主となって直接買い取る方法ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。こちらでは、不動産買取のメリットやデメリットを解説いたします。

 

一戸建て買取のメリット

不動産買取のメリットやデメリットとは

一戸建てを不動産買取で売却する場合、以下のようなメリットがあります。

 

仲介手数料が不要

不動産買取は、不動産会社が直接一戸建てを買い取ります。買い手との間に入って交渉を行うこともないので、仲介手数料が不要です。

 

すぐに現金化できる

不動産会社が提示した買取価格で同意に至れば、すぐに売買契約が成立します。現金化がスピーディーなので、離婚の財産分与や相続税に充てるなどのスケジュールが立てやすいです。

 

契約不適合責任が免除される

引き渡した一戸建てが契約内容と適合しない場合、売主の責任となるために損害賠償や修繕費の請求がされます。不動産買取は契約不適合責任が免除されるので、不具合などがあったとしても責任を問われることはありません。見えない部分に不具合が起こりやすい築年数の古い物件は、不動産買取が安心です。

 

内覧対応が不要

仲介での売却は購入希望者が現れた場合、居住している状態で内覧を行うことになります。その点、不動産買取は不動産会社が買主のため、内覧は一度だけでOK、所要時間は5~10分程度で済みます。

 

周囲に知られずに売却できる

不動産買取はインターネットやチラシなどの広告を出さないため、周囲に知られずに売却することが可能です。

 

一戸建て買取のデメリット

不動産買取のメリットやデメリットとは

不動産買取で一戸建てを売却する場合のデメリットは以下のとおりです。

 

売却価格が安い

不動産買取では相場の70~80%ほどの価格で取引されます。不動産会社は買い取った物件をリフォーム・リノベーションしてから再販売します。その際に必要なリフォーム費用をはじめ、広告費や税金、利益などを踏まえて買取価格を設定するため、売却金額は安くなるのです。

人気エリアや築年数の浅い物件などは特別な事情がない限り、仲介で売却したほうが高く売れるでしょう。不動産買取にはメリットとデメリットがありますので、よく考慮したうえで不動産買取での売却を選びましょう。