
福岡市南区の一戸建てを売却された吉村様
福岡市南区の一戸建てを売却された吉村様。売却のきっかけは、これからの老後の暮らしを見据えて、ご子息のご家族が暮らす東京へ夫婦で引っ越そうと考えられたことから始まりました。
当初は、大手の不動産仲介業者に売却を依頼していたそうですが、6カ月経っても一向に売れず、ご子息の紹介で家づくり不動産にご相談いただきました。そんな吉村様に家づくり不動産にご依頼いただいた経緯や不安だったこと、これから売却をお考えの方へのアドバイスをお伺いしてきました。
ご所有の不動産を売却しようと思った理由は何ですか?
吉村様:私たちも年なので夫婦で子どものいる東京に行こうと思ったからです。子どもたちは東京の生活がすっかり完成していて福岡に帰ってくることは絶対にありません。親が年を取ってきたら子どもが田舎に帰ってきて一緒に住むというケースもあると思いますが、私たちの子どもはそれが難しい状況でした。それに妻も元々は東京の人間でして、それなら私たち東京へ行こうと考えたんです。
不動産売却をするにあたって求めていたことは何ですか?
吉村様:売る側の立場としましては少しでも高く売ってもらえたらそれはありがたいです。でも、今回それ以上に私が重視したことは、こちらで設定した期限内に売り切ってほしいということでした。こちらとしては、売りたいものがいつまでも売れなければ次のアクションを起こせないわけです。だから、高く売れることよりも期限内に売れることを求めていました。
不動産仲介業者に求めていることは何ですか?
吉村様:やはり取引のスピーディーさとフレキシブルな対応、これに尽きると思います。
当社のことを、いつ、どのように知りましたか?
吉村様:息子に「東京へ行く決心がついた」と告げたら、「そしたら、思い出の詰まった家だけど思い切って手放して、まず身軽になってから具体的にいろいろ一緒に考えていこう」と言われました。息子は「大手さんよりも地場の不動産屋さんの方が絶対いいよ」とも言って、ネットでいろいろ探して電話していました。あちこち調べた結果、家づくり不動産さんに行き着いたというところです。
担当者:私がご子息とお話しさせていただいて、とても嬉しかったのは、私の声が一番穏やかで、しつこい営業も全くなくて、それが良かったから、ちょっと父と話してくれませんかと言われた時でした。あれはとても嬉しかったです(笑)
家づくり不動産という会社の印象はいかがでしたか?
吉村様:ズバリ、地元に根付いた不動産会社という印象ですね。大手のように手馴れていないけれども、逆に大手とは違ってフットワークが軽いのが魅力でした。大手さんだと売買だけでなく賃貸や管理もやっているところが多いと思いますが、家づくり不動産さんは売買を専門に扱っていらっしゃるのが強みなんだと思います。それに大手さんだったら数を扱っている分、条件のいい話の方に自然とエネルギーを割いてしまうでしょう。条件がそれほどでもない物件は、どうしても後回しになると思います。やっているフリだけはしてね(笑)その点、小さい会社の方が一人一人のお客にしっかり向き合ってくれるんじゃないかという気がしました。それに、家づくり不動産さんは、事務所全体の雰囲気も良いですね。寿司屋じゃないけど、みんな大きな声で元気に「いらっしゃいませ!」とあいさつしてくれる(笑)。手をとめて、立ち上がってね。あれはとても感じがいいですよ。チーム全体で協力し合っている良い会社だということがあれでわかりますし、絶対に伸びる会社だと思います。「家づくり不動産」という名前もストレートでいいですよね(笑)
家づくり不動産の担当者の印象はいかがでしたか?
吉村様:担当してもらった上田さんは、ズバリ鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギスの徳川家康型ですね(笑)。おっとりしていて、泰然自若としていらっしゃるのがいい。かといってぼーっとしているわけではなく、戦略、戦術をきちんと持っている方だと思いました。上田さんに頼めば、きっと売り切るだろうと確信を持ちましたね。僕自身は正反対で、すぐにカーッとなりやすい性格なんです。博多っ子の血が騒ぐ人間やから(笑)。上田さんの出身は熊本と聞いていますが、やっぱり熊本の人は粘り強いのかなと思いましたね。売る側としたら、それはできるだけ早く売れてほしいわけですが、買う側にも都合があるわけですよね。買う側に対してせっかちに押してもダメだし、あまりのんきに構えていたら今度は売る側が慌てる。そこを両者の間に立ってうまくコントロールできる才能がある担当者でしたね。心がしっかりしていなければ、こういう仕事はできないですよ。
担当者:ありがとうございます(笑)。私たちが常々考えているのが、売主様にも買主様にも、それぞれ将来設計がおありで、メリットもデメリットも抱えていらっしゃいます。つまり、お互い不安を抱えていらっしゃいますので、私たちがそれをしっかりと受け止めて、進めていきましょうというのが、やはり大事と思っています。
当社の査定価格は他社と比べていかがでしたか?
吉村様:実は、家づくり不動産さんは2社目でした。1社目の不動産業者は、どうしても契約が取りたかったんでしょうね。売れもしないような高い査定価格を出してきたんです。何しろ私たちも初めての経験ですから、相場がよくわかりません。高い査定価格を出してきて「これで売りましょう!」と言われたら、お願いしようと思いますよね。でも、結局、売れずじまい。完全に「絵に描いた餅」状態でした。
担当者:査定価格を大きく見せようとしたら、もちろん私たちも同じようにできます。ただ、「挑戦できる価格」と「実際の相場価格」は違いますので、「実際の相場価格」も正確にお伝えすることが、売り主様にとって大切ですし、私たちの使命だと考えています。
吉村様:最初に、その言葉をきちんと伝えてくれたおかげで、変に過大な期待をせずに、冷静に臨むことができました。とても、信頼感が持てました。そうこうするうちに、内覧の方が何組か来られて。こちらもやっぱり「この人に買ってもらいたい」「こういう家族に住んでもらいたい」というのが出てくるんですよね。それは値段じゃないですね(笑)愛着のある家だったので、私の理想とするご家族に買ってもらえたのはとても嬉しかったですね。
売れるまでの間、どのような悩み、または不安がありましたか?
吉村様:1社目の業者さんに頼んでいたときは、正直売れるか不安でしたね。最初は、こんな値段で売れるんだろうか?というぐらいでしたが、6カ月も経つと、正直売れるの?というふうに、根本的な不安になってしまいました。でも、家づくり不動産さんにバトンタッチしてからは、必ず売り切ってくれると信頼していましたので不安はありませんでしたよ(笑)
当社の対応で改善すべき点があれば教えてください。
吉村様:報告書の頻度をもう少し上げていただけるとありがたかったですね。大体2週間に1回ぐらいいただいていたんですが、あれを1週間に1回いただければもっとよかったと思います。私たちも、売りに出ている情報をインターネットでちょくちょく見てはいるんですが、できれば媒体別のリアルタイムの閲覧数が知りたかったですね。
当社の対応で他に良かった点があれば教えてください。
吉村様:家の写真を綺麗に撮ってくれたカメラマンの方や、途中で来られた社員の平川さんの対応が良かったです。やっぱり写真が良いと、ダイレクトにホームページの閲覧数に直結するんですね。これはずっと続けてほしいと思います。
最後に、これから不動産の売買をされる方へのアドバイスがあればお願いします
吉村様:売り主と買い主、売り主と仲介業者さん、どちらも結局は人と人の縁だと思います。信頼できる不動産の担当者に、間に入ってもらって、良い方に買ってもらえれば、家を手放しても良い思い出はずっと残ると思います。少々高く売れても、後味の悪いことがあれば引きずるでしょう。もちろん高く売れるにこしたことはないのですが、それ以前にやはり自分が心から信頼のできる不動産業者さんに頼むことが大切だと思います。